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1,MARCH,2003

 この旅ブログもつけるって決めてから、だいぶたっちゃったなぁ。わたしの旅に出たい病を少しは抑えるためにも(かえって悪化する可能性大だけど。笑)、このブログをまたのんびり書き始めようと思います。もし、読んでくれる人がいたら、しばらく前に書いた記事も読んでくれるとすごくうれしいです。この記事は旅の時はいつもつけてる旅日記帳をもとに書いています。



『はじめての旅』〜'03春@フィリピン・タイ・ラオ〜

☆1日目

 12時に成田空港集合。空港ってなんでこんなにどきどきするんだろ。旅する前の人のそわそわする気持ちがたくさん詰まってる場所のような気がする。そして、色んな国籍の人がいるのもまたどきどきする原因のひとつだ。

 昼ごはんは悩んだ。1ヶ月くらい日本食は食べられないから、ここで何を食べるかなかなか重要だ。結局わたし達は天ぷらを食べることに。あの天ぷら、おいしかったなぁ。免税店でたばこをカートンで買っていたりなんかしたら、あっという間に時間で、動くエスカレーターの上をダッシュ。

 飛行機は無事間に合った。乗ったのは、エジプト航空865便。飛行機の中では、「blue as blue can be」のところに書いた本当に一生忘れられないすてきな空を見た。写真を撮って遊んだり、寝たり。

 いつの間にか、真っ暗になって下に街が見えてきた。きれいな夜景。わたしの中で、フィリピンはパヤタスのごみ捨て場のイメージから始まるので何とも言えない違和感を感じた。着いたのは、マニラの現地時間で午後8時くらい。飛行機を降りると、もわっとした蒸し暑い空気を感じた。異国。まさしく異国だ、と思った。空気感がまったく違う。肌でフィリピンを感じた。

 地球の歩き方で勧誘してくるタクシーはあやしいと書いてあったので、クーポンタクシーを捜した。すると群がってくるタクシーの運転手。もうどの人を信用していいのかわからない。肩に力が入る。やっと見つけたクーポンタクシーのチケット売り場。そして、チケットを買うと、白いタクシーが来た。まず驚いたのは、わたし達に何も言わず、いきなりガソリンスタンドに入って堂々とガソリンを入れ始めた事。そして運転の荒さ。片側4車線の道路をすごい勢いで走る。あちこちから聞こえてくるクラクションの嵐。その車の間を平気で横切る歩行者。

 道路の脇には色んな店が並んでる。マクドナルド、セブン・イレブンもあれば、小さな露店もたくさんある。地球の歩き方に乗ってたゲストハウス「ジョワーズ・ペンション」で降ろしてもらった。ゲストハウスというのは、簡単に言うと安宿のことで、世界中のバックパッカーが集まる宿でもある。宿・値段によって違うけど、一番安い部屋は、シャワー・トイレは共有で、部屋にはファンとベッドとちょっとした机なんてところが多い。このファンというのは、天井にでっかいのが一個ついていて、最初わたしはこれが落ちてこないか心配でなかなか寝れなかった。

 お目当ての「ジョワーズ・ペンション」は満室で入れなかった。もう遅いし、暑いし、荷物は多い。そして、フィリピンの空気は、なんだか危険なにおいがぷんぷんする。不安でいっぱいになる。でも、とことこ歩いていると、近くのゲストハウス「マラテ・ペンション」は空いていた!重いバックパックを部屋において、とりあえず外に出てみることに。今度はなぜかさっきと違ってなぜか開放感がある。期待と不安が入り混じった不思議な開放感…。

 すると、目に入ってきたのは、ごみを拾っているおばさん、花を売っている少女、「やっぱりこうなんだ・・・」予想しているつもりだったけど、やっぱり現実を見ると、すごく戸惑う自分がいた。そして、自分が日本じゃない地にいるんだってことをはっきりと自覚した。

 露店では、お菓子を買ったり、ジュースを買ったり、初日の祝杯を交わすためのお酒を買ったりした。その露店では、そばに小さな女の子が立っていた。服は汚れてる。するといつのまにかその女の子がわたしの服の裾をつかんでた。「Money,please」わたし達が歩き出すと、ずっとついてくる。わたしは泣きそうになった。つらい。どうすればいいかわからない。ふたりとも無言で歩いた。ストリートチルドレンなんて言葉にするのは簡単だけど、こうやって、ずっとついてくる子を目の当たりにすると、いや、こうやって服をつかまれてお金をせがまれると、声は出ないものだ。それに初めて気づいた。胸がちくちくした。

 マラテペンション446。それが、初めてのフィリピンでの部屋。乾杯してから、さっきの子どもの話とか、これまでの人生の話とかたくさん話した。旅はまだ始まったばかり。。
asuka * 旅のきもち。(’03春@フィリピン・タイ・ラオ) * 03:21 * comments(1) * trackbacks(0)
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